こんな言葉がある
えい!やー
いろいろなスポーツ、武道が存在しますが
一つ武道の言葉を使わせてもらうと
武の道においては
千日の稽古をもって初心とし
万日の稽古をもって極みとす
スポーツについては
3年(千日)や10年で
その真価はわからないと私は思っています。
今、私は
中学生をときどき教える機会がありますが
今のタイミングだから分ったことがあって
教えることができることもありました。
25年目で初めて分かった
24年目では分からなかった
1年早くても教えることができなかった・・・
タイミングってすごいなーと思います。
テニスも神様がいるのかな〜
という感覚になります。
こんな大人の私が私の小さいときに
私に教えてくれたらよかったのになぁ
(自画自賛)(≧▽≦)
もう一つ好きな言葉があります。
マンガ「拳児」にある
李氏八極拳の創始者
李書文の言葉
「千招(多くの技)を知る者を恐れず、
一招(一つの技)に熟練する者を恐れよ」
【李書文】
生涯無敗の中国の人物。生死を分ける
武術の真剣勝負で負けなかった。
中国拳法を学ぶときに重要な点
(私は一度も中国拳法したことありません)
華やかな飛んだり、跳ねたりを学ぶより
一つの突きを極めることが強くなれると
体現して伝えています。
もちろん現代のように進化した1対1で
なんでもありありで勝負だとどうか?
賛否両論あるかと思いますが、、、
昔は生きる、死ぬの勝負でしたから
たぶん李書文はかなり強かったでしょう。
このことはスポーツをする時にも
何を優先して学ぶかという
大切なことを教えてくれています。
大事!大事!
つまりポイントは
基本を1つ理解して極めることが
実践に使えるし強くなれる。
「二兎追うものは一兎も得ず」
「一芸に通じるものは万芸に通じる」
いずれもよく実際にある話なので
とても説得力がありますね。
でもそれは簡単なことではありません。
一招(一つの技)、一兎、一芸を
手に入れるためには、人一倍の
地味な練習が必要です。
テニスで良しとされている
地味な練習にこそ人との差が出る
試合では1ポイントの差となります
生徒の皆さん
ボールを使わないような次の
地味な練習はテニスがうまくなります。
【地味な練習】
・走り込み
・アジリティ
・縄跳び
・壁打ち(ボールを使用)
を嫌がらないでくださいね。
それぞれの意味は教えなくても
なんとなく大切さはわかるはずです。
※私は筋トレを成長期にはさせません。
※素振りは数回してもいいですが
100も200もすることはオススメしません。
地味な練習が
一番大事なところなんです。
勝負の瀬戸際、勝敗を決する
1ポイントに効果を発揮します。
「必ず」