フォアボレー

ボレーは楽しい!

 


フォアボレーかー!

 

実は私ボレーが大好きです。

 

なぜ、好きかというと
得意なんです。

 

試合になると
ダブルスの時はもちろん

 

シングルスの時も
積極的にボレーで仕掛けて、
決めに行きます。

 

10年程前
テニスの試合に出た時に
Tシャツに「前へ」と
書いている選手をみましたが、、、

 

まさに、テニスは「前へ」が必要です。

 

後ろ向きな気持ち、守る気持ちは
勝負を決する大事なときには
持ってはいけない気持ちになります。

 

「前へ」つまり、攻める気持ちが
大切なショット 「ボレー」
 説明していきますね。

 

 

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Lisa Van DorpによるPixabayからの画像

 

過去の私とボレー

 

なぜ、私がボレーが好きになったのか
考えてみると、、

 

高校時代?と思います。
先に書いたように
30人の部員で1面コートで
ストロークがろくに
練習できない状況でした。

 

2学年上の先輩方は
そんな中、高校生の県大会で
勝ち進むことができたと
聞いていました。

 

球拾いをしながら
その先輩達の練習をみていたら

 

綺麗にボレーボレーを
イメージでは
50回以上続けていました。

 

ある程度の距離を保ち
正確にボレーを相手に送るのです。

 

高校1年生の初心者の私は
もちろん、ボレーなんて全くできないので
「すげー」と感じました。

 

 

高校3年間はテニスコートの外にある
簡易ネットを使って友人と
ボレーボレーばかりをしていました。

 

残念ながら、、高校生活では
試合で使えるほどの
ボレーを磨くことは出来ませんでした、、、

 

 

 

上達の秘訣

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sang_keun kimによるPixabayからの画像

 

 

やはり、確実なものにできたと
感じたのは大学3年くらいだと思います。

 

※硬式テニスもソフトテニスも
 通じることがあるので
 是非ソフトテニスでも
 参考にしてください。

 

きっかけはサークルの練習でした。
やはり
女性もいますし、初心者もいますので
テニスを楽しむにはボールを正確に
打ちやすいスピードそして距離に
コントロールする必要がありました。

 

コントロールするためには
ボールを強く打つ必要はありませんので
的確にとらえることに集中できます。

 

相手ボールの勢い、強い、弱いによらず
ストロークしやすい位置、
ボレーしやすい位置に
ボレーで送るイメージが必要となります。

 

結果的に、比較的ゆるいボールを
送ることになりますが、それでOK

 

色々なポイントも確認しながら行います。
・ひじを体から後ろに引かない
 (速いボールにも当たり負けしません)
・ラケットを立てた状態にする
 (手首の角度がコックされコンパクトに
  打球できます)
・フォアボレーは右足体重から
 左足体重でヒットする
 (パワーを生み出します)
・両足で細かなアジリティを踏む
 (反応速度を高めます)

 

私がボレーで重要なことと思うのが
打球するタイミングで力がボールに
伝えられているのかということです。

 

打球までのボレーのスイングは
とてもコンパクトですので
力を生み出すスペースがとても少ないです。

 

そこで、少ないスペースで力を
生み出す方法として、
どこに力を集約するかということです。

 

私のイメージは
釘を金槌でうつコンパクトなイメージ
つまり、硬式テニスでいくと
コンチネンタルグリップでボレーを
しますので、力の解放点は
ラケットを金槌にたとえたところの
側面の下側となります。

 

解放点

 

 

ワンインチパンチという
短い距離から
パワーを生み出す技があります。

 

1インチとはおよそ3cmです。
人が殴る動作をするときは
ある程度腕を振って勢いを
つけねば威力が出ませんが
ワインインチパンチは
中国武術では「寸勁」と
言われる「打ち方」で
体全体の連動で
短い距離から打撃力を
発することができます。

 

 

テニスではそこまでの技術は
必要ありませんがとりあえず、
足を使ってコンパクトに力を生み出す。
足で前へボール送るイメージが
あると威力が出ます。

 

 

ソフトテニスへの応用

 

hurisupe

 

ソフトテニスは最初にブログに書いたように
初速がとても速いです。

 

【打球初速の参考】
硬式テニスは190〜210キロで最大240キロ
ソフトテニスは240〜250キロ最大280キロ
バトミントンは300〜320キロ最大350キロ

 

そのため硬式のように
グリップチェンジは少なく
ボレーについてもフォア、バックとも
ウエスタングリップのまま打球します。

 

フォアボレーもバックボレーも
同じ面で打つことになりますが、、

 

まったく同じと感じているのが、
足の運び方となります。

 

違うのは
硬式テニスの場合は
先ほどのラフスケッチの力の解放点が
ラケット側面の下側となりますが

 

ソフトテニスは
面の中央
スイートスポットが
力の解放点となります。

 

ボレーの苦手な方は
足の運びをまず練習するといいかと思います。

 

【練習方法】ーーーーーーーーーーーーーー
フォアボレーの始めの練習として
右足でケンケンして
左足を踏み出して打つ

 

逆にバックボレーは
左足でケンケンして
右足を踏み出して打つ

 

 

軸足に体重を入れて
踏み込み足を出しながら
打つ練習になります。

 

片足ケンケンが終わったら
両足ケンケンで構えます。

 

なぜ両足ケンケンか
ボレーはフォアかバックか瞬時に
選択しますので体重をいれる軸足を
瞬間的に入れ替えるためです。

 

これが両足で細かなアジリティを
踏むというというポイントになります。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ボレーのポイントの一つとして
テイクバックを取れないショットですので
足が大切ということになります。

 

下記が注意ポイントですが
・ひじを体から後ろに引かない
 (速いボールにも当たり負けしません)
・ラケットを立てた状態にする
 (手首の角度がコックされ
 コンパクトに打球できます)
・フォアボレーは右足体重から
 左足体重でヒットする

 (パワーを生み出します)
・両足で細かなアジリティを踏む
 (反応速度を高めます)

 

これは硬式テニスのボレーと
同じポイントとなります。

 

ボレーはクレバーに

 

hurisupe
sang_keun kimによるPixabayからの画像

 

ポイントを押さえて
ボレーをヒットすると
ラケットをおおきく振りかぶることも
なくなるかと思います。

 

最初に書いた
攻める気持ちを読み違えると
おりゃーって感じで
気負いだけが先行し
ラケットを振りかぶって・・・
みたいにならないようにしてください。

 

 

重要なことは、
ボレーは大きく振りかぶって
大振りをすることがNGです。

 

「クレバーに攻める」のがボレーです。

 

覚えておいてください。

 

理詰めの将棋と一緒で
無理して強く打つことはせず、
練習でした相手にボールを送りながら
チャンスを待ちます。

 

だって、ボレーの方が
明らかに有利なポジションに
いるわけですから、

心配なことといえば、ネットにかけなければ
ほとんどのボールがインとなります。

 

難しいボールはコントロールしても
何度もアウトミスもしましたが、、、(≧▽≦)

 

 

チャンスがきたら
足をつかって解放点に最大の力をこめて
バチ―ンとはじくように決めに行きます。

 

 

 

 

硬式テニスにはノーバウンドで
ストロークをヒットする
ドライブボレーという言葉がありますが

 

ドライブボレーも
コンパクトなテイクバック
ポイントになります。

 

 

硬式ボレーがソフトテニスでも使えるのか

 

結論としては使えると思っています。

 

ただし、
かなり厚めにヒットする必要があります。
私はボレーが得意と話しをしましたが、
硬式ボレーだと当りが薄いです。
(ボールに対して少し上向きに角度を
 保ちます)

 

ソフトテニスだとボールがやわらかいために
薄いあたりだと、推進力が得られません。

 

おそらく、推進力がないために
ミドルボレー(体の横付近のボール)を
ネットミスすることが多いかと思います。

 

イメージより硬式のボレーは
ソフトテニスではボールが飛んでいきません。

 

かなり、洗練して厚くあてるイメージで
解放点に力を入れないと飛ばないので
難しい判断ではありますが、

 

小さい頃から硬式テニスをしていて
中学生でソフトテニスをはじめてた方は
硬式テニスでコンチネンタルグリップで
ボレーをしていたと思います。

 

そのためボレーがうまくいかずに
ボレーに悩んでいるかもしれません。

 

私の意見ではそのままの硬式のボレーで
つづけるのもアリかと思います。

 

ボールは飛びにくいかと思いますが、
反応は両面を使えて速いですし、
強く打とうと思えば、足を使って打てます。

 

とくに有利なのは
ローボレー(腰から下のボレー)です。
ローボレーは明らかにウエスタングリップより
コンチネンタルグリップの方が
コントロールできます。

 

 

hurisupe
Alexander Fox | PlaNet FoxによるPixabayからの画像

 

それとスマッシュは
ソフトテニスでも握り変えでコンチネンタルか
イースタングリップが打ちやすいですので
ウエスタングリップのボレーだと握り変えが
必要です。

 

 

硬式ボレーをしていると
コンチネンタルグリップのボレーから
コンチネンタルグリップのスマッシュの
動きになるので
グリップチェンジが不要となります。

 

 

中学生のソフトテニスの試合を見ていて
この子ボレーうまいなーと思う
中学生がいますが、、、

 

よくグリップをみると意外と
ウエスタングリップでないことがあります。
おそらく硬式テニス経験者なんでしょうね。

 

 

息子は・・・どうしているか見たところ・

 

やはり硬式のボレーですので
しかも両手からのグリップチェンジと
かなり変則的でレアキャラなので

 

かなり悩んでいました。

 

球出しをたくさん行い
一つの結論に達しました。
今はボレーに迷いはありません。

 

息子のボレー
フォアボレーは片手
バックボレーも片手
グリップはイースタン寄りのコンチネンタル

 

やはりウエスタングリップではないので
両面を使ってボレーをします。
そのため、バックのローボレーが綺麗にヒットできますし、
後衛をしていますが、
いつでも前衛に出ていけるかと思います。

 

前衛についてはまだ自信がないかなぁ・・・

 

今後のブログをお楽しみに(≧▽≦)